池袋ウエストゲートパーク  石田 衣良 (文藝春秋)

ドラゴン・ティアーズ- 龍涙 池袋ウエストゲートパーク〈9〉 石田 衣良 (文藝春秋)
2009年8月10日 1刷 1524円(税別)
初出:「オール読物」 装幀:関口聖司 写真:新津保健秀

PRIDE プライド – 池袋ウエストゲートパーク〈10〉 石田 衣良 (文藝春秋)
2010年12月10日 1刷 1524円(税別)
初出:「オール読物」 装幀:関口聖司 写真:新津保健秀

dora pride
表紙画リンク先(Amazon)試し読み可

恥ずかしながらIWGPシリーズが、既に11冊出ていたのに気づきませんでした。

衰える脳細胞と鈍磨する感性が原因か、貧すれば鈍する二重苦ゆえか。ブクロを駆け抜けるマコトやサルに、それからラジオの活躍に魅せられた、初期の感動が蘇えることなく、9冊目「ドラゴン・ティアーズ」を読了。マコトとタカシの関係に、馴れ合いの寂しさを感じました。

筋を忘れてしまい自信はありませんが、「お化けワゴン」を思い出した10冊目の「PRIDE」は、ゼロワンも登場し、IWGPらしい活気もあり楽しめました。

Gボーイズも機動的に活躍しましたが、妙にタカシが落ち着いてしまいましたね。後からきた「まほろシリーズ(三浦しをん)」の星くんの方が、魅力的に思えてしまいます。

大人に成って、あまり落ち着かないで欲しいのです。マコトとタカシは何歳になったのでしょうか。

文庫書き下ろし「キング誕生」と、11作目「憎悪のパレード」を楽しみにしましょう。

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