カレン・トンプソン・ウォーカーのプレゼンのテーマは
わたしたちが普段感じている恐怖や恐れの捉え方についてです。

人間は生きている以上様々な恐怖を感じています。
些細な恐怖から、命を脅かす危機的な状況まで様々な恐怖がありますが、
この恐怖を感じた際に取る行動によって人生は大きく左右されます。

人は普通恐怖・恐れを嫌い、
それに背を向けて逃げ出したり、無視する人が多いでしょう。
でも、それでは恐怖を克服したことにはなりません。

そして恐怖の本質を読み間違えると事態を悪化させてしまいます。

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恐怖は物語に似ており、
真の意味で恐怖を克服するためには、その本質を読み解かなくてはなりません。
成功する人ほど恐怖を読み取るのが上手いとされますが、
これは彼らが危機的な状況を正確に把握し、
自分の恐怖心と向き合ってその克服・解決の方法を考えているからです。

恐怖を感じるのは未来を想像できるからであり、
結果をある程度予知しているからです。
恐怖はわたしたちの敵ではありません。
それを正しく克服することが出来れば、恐怖は強い味方になるのです。

TED Ideas worth spreading*より引用