こんにちは、管理薬剤師の石井です。

第46回日本薬剤師会学術大会に出席

9月22日・23日に開催された、第46回日本薬剤師会学術大会に出席してきました。

会場は大阪の中心地に近い中之島というところで2会場に分かれていて口頭発表や機器展示のあるメイン会場と、ポスター展示の別会場がありそれぞれに行ってきました。全国から熱意のある薬剤師がきているので活気あふれる会場となっていました。

医療機器は日々進歩しています。薬剤師の重要な業務の一つに調剤された薬の監査業務がありますが、1包化された薬は手作業で一つずつ、違うものが入っていないか、錠剤の欠けはないか、ゴミなど異物が入っていないかを見るので時間のかかるものです。それをコンピューターが瞬時に確認、発見をするというものが出てきました。株式会社ユヤマさんの「TabSight」。注目です。担当者に説明を聞くために人だかりが出来ていました。

 

第46回日本薬剤師会学術大会に出席人間より機械のほうが正確で早いですよね。薬剤師の仕事は無くなるのか?さにあらず。これからは調剤よりも患者さんとのコミュニケーションに比重を置くことになります。進化する薬局に進化する?薬剤師!!スキルアップするためにもっといろんな人と会話をしなくちゃなと思いました。
ポスター展示では目薬のジェネリック薬品と先発品の使用感の違いを調査していたり、患者さんの飲み残しはどうしているかを調査したりと実際の業務でためになる研究発表があり、メーカーの情報提供では得られない良い情報がありました。
展示数が多く見るのも忙しいあっという間の2日間でしたが大阪名物も食べられ有意義な学会でした。参加させてくれた職員の皆さんに感謝です。