台湾訪問記(最終回)

(4日目)
密度の高かった台湾ツアーもいよいよ最終局面。4日目午前中に
高雄市議会で、環境、食品安全関係の官僚の皆さんにレクチャー
を行いました。マスコミにも公開して記者会見を兼ねる形です。

仲介してくれたのは、高雄市会議員の張豐藤氏と呉益政氏。
台北の立法院のときと同じく、議員が市民側に立って官僚に
対して市民側の意見を伝えて官僚に対応を促す形です。

今回も比較的時間がとれたので、3人がそれぞれの分担で
プレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションの後に、同席した台湾生態学会会長や
彰化県(台湾中西部の県)の医療界連盟の前理事長
などが 発言しました。その後、仲介議員も含めて、高雄市側と
意見交換をしました。

意見交換の内容は良くわかりませんでしたが、後で通訳から
聞いた話では、官僚側は「法律に則ってやっている」の繰り返しで
日本と同じようなものだったとのことでした。

高雄市での行動についての報道の様子のリンクを貼り付けます。

https://tw.news.yahoo.com/核食管制六點建議-吳益政呼籲日本產品雙證檢測-113856645.…
http://www.epochtimes.com/b5/18/6/7/n10461440.htm

午前中のプレゼンと記者会見の後、再び台北に移動し、
今回の活動を支えたNGOの皆さんと夕食会を行いました。
夕食会は人気の鼎泰豊(ディンタイホォン)という小籠包
のお店でした。ヘチマ入りの小籠包がおいしかったです。
そのあと一行は街に繰り出してマンゴーかき氷をいただきました。

密度の濃かった4泊5日の台湾ツアーで、台湾でも原発と
環境汚染に反対して闘っている人々とのネットワークができた
だけでなく、より深くお互いを知ることができ、信頼関係も
生まれたのは大きな収穫です。

一過性のものではなく、今後も連携して国際的な連帯が発展できるよう
にするにはどうしたらよいか。ちくりん舎の皆さんとも話し合いながら
課題を明らかにしてゆきたいと思います。

8回にわたり長々と報告しました。お付き合いありがとうございます。(終わり)

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