ここ数日、TL上が自己啓発本について賑やかだったので、簡単に思うところを書いてみます。

といっても言いたいことはシンプルで、

自己啓発とダイエットって似てますなあ、と。



– やり方は普通に本に書いてある。
自己啓発って要は、（本人が何を目指すかによりますが共通するのは）「どうやって、今より大きな価値を周囲に提供できる自分になるか」です。

で、そのためにはこうすべき、みたいなのはそれ系の本を何冊か読めば言ってることが同じなのは分かります。

ダイエットの場合も痩せるための方程式は、摂取カロリー ＜ 消費カロリー。
うわあ、めっちゃシンプル。

でもみんな分かってるけど、なかなか実行し切れないんですよね。。。

なぜかというと、

– 日常の習慣を変えないと効果がない。
体重が一生増え続ける or 減り続ける人はいないわけで、同じ生活パターンで暮らしていると人間だいたいどこかで体重が一定になります。つまり50kgの人は50kgの、100kgの人は100kgの体重を維持する習慣を持っているからその体重になっちゃうわけで。

100kgの人が50kgまで減量するダイエットに成功しても、その後結局リバウンドしちゃったりするのは、50kgの体重を維持する習慣を「その時」しか持てなかったから。もし50kgを一生続けたいのなら、一生（かつての自分にとっては）新しい習慣で生きていくということ。

現在の自分は過去の行動・選択の結果であると言われますが、結局同じことですね。

でも人間なかなか今までの生活パターンが全く異なるもの（運動してない人が運動するとか）は、継続しづらいものです。

だから、、、

– たまにトンデモ系が流行る。
リ◯ゴダイエットとか。。。

自己啓発系だと、金持ちは長財布をほにゃららみたいな。

言いたいことわかるけど、さすがにそれは因果関係薄すぎでしょ！みたいなことが結構流行りますよね。

そんなんで何か変わるなら苦労しません。。。

 

結局共通するのは、日々怠惰なほうに流れてしまいがちな自分を、どうやってなりたい自分に変えていくのか。

自己啓発本に書いてあることと、身のまわりにいる超優秀な人達の行動は、近いことが多いので、私は自己啓発本自体は全然ありだと自分の経験上考えています。

大事なことは本を読むのはあくまで最初のステップで、あとはそこから実行を継続できるかどうか、が肝ってことなんでしょうね。

どちらのケースもうまくいかないことが多いのは、人間本当は変わりたくないから、なのだと思います。

しんどい思いはしたくない＆おいしいものは食べたい、けど痩せたい！みたいな、今の自分は変えずに、追加で欲求を満たそうとする。

しかし結局（時には痛みを伴いながら）日々の習慣を変える努力を継続しない限り、体重も減らないだろうし、なりたい自分にもなれないんでしょう。

だから、ダイエットのやり方を本で読んで「これで痩せられる！」と満足しちゃって、家から出ずにケーキばくばく食ってたら、「はよう外にでて走ってこんかい。」と言いたくなりますし、逆に頑張ってどんどん行動を重ねている人を見たら、応援したくなります。

え？私ですか？

いやーははは。走ってきます！！！

 *11月30日7:44 一部加筆。