Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “LG LP097QX1 9.7″ 2048×1536 液晶パネル” (11)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “NooElec R820T SDR & DVB-T MESDR Mini dump1090” (1)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “IPアドレス固定化 ラズパイ環境整備 NTP RealVNC” (2)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “macOS環境でADS-B信号のフィードにトライ” (3)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “FR24 Feeder/Decoder フィード自動起動” (4)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “SDR ADS-B 1090MHz 受信用アンテナ ssmtp mailutils mpack twython” (5)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “無線LAN拡張 AirMac Express フレキシブルアーム” (6)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “デバッグ環境 まさかの故障->Raspbian再インストール” (7)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “状態の定期チェック Postfix cron  USB温度計 temper” (8)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “カメラ監視 LOGICOOL C270 MJPG-streamer monitor fswebcam” (9)

Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “USBポートの制御 hub-ctrl ミニ扇風機” (10)“の続きです。

 

先日のTALKで触れた通り、Raspberry Piに接続しているHDMIディスプレイ(“HDMI iPhone5充電可USB シガー 電源 スピーカー 付 9インチ オンダッシュモニター (改造編)“)との相性の問題で、Raspberry Piが起動しない、という状況になってしまいました。ただ、1台目のRaspberry Piでは同様の現象は発生していなかったので、まさに相性の問題、っていうことなのかもしれませんね。

ただ、このままだと、使い勝手が悪いので、ここのところ、良さそうなディスプレイがないかなあ?と探していたのですが、これだ!という製品には巡り会えず、正直、困っていた次第です。

で、ふと思い出しだのが、

今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (1) “改造用パーツの調達編“で、使用したiPad用の9.7インチ Retinaディスプレイです。

これなら、Raspberry Pi以外でも、いろいろと活用できる場面がありそうですし、また気が向けば、2台目の一体型マック(“今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (7) “Mac miniの収納、新しい一体型マックが完成”“)にも流用できそうなので、早速、調達先を探してみることにしました。

実は、探してみると、昨年末の時点では、いとも簡単に調達できた9.7インチ Retinaディスプレイが、なかなか見つかりません。しかも、ようやく見つかったモノは、送料込みだと1万円近くになってしまいます。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで、今回の調達先は、以前、”2048×1536 LCD to DisplayPort Adapter“を購入した同じお店。

こちらのお店で、”ディスプレイアダプター + 液晶パネル テスト済“を購入しました。

こちらのお店、ちょっとユニークなところは、一見、英語圏のお店なのかな?と思ってしまうWebデザインなんですが、実は熊本にある会社で、オーダーは全て日本語でOKなんです。

肝心な製品のお値段ですが、このTALKを書いている時点では、送料込みで10,000円ぽっきり。このお値段、直感的に高いと感じるかもしれませんが、動作確認済のディスプレイ付きで、かつ送料込みで、このお値段だったら、高くも安くもなく、とてもリーズナブルなお値段だと思います。

代金を銀行振込すると、こんな感じで英語のメールが届きますが、特段、難しい内容でもなく、ちゃんとクロネコヤマトのトラッキング付きで発送した旨の連絡をもらうことができます。

 

(a) 届いたディスプレイをRaspberry Piに接続しようとしたら、あれえ?!

注文後、すぐに届きました。

ディスプレイ表面は綺麗です。噂では、ここ最近、かなりクォリティの低い製品が届くことがあるみたいなので、まずはセーフ。

アダプタは、ディスプレイに接続済の状態です。以前、別々に購入した時は、ディスプレイから出ているコネクタに接続する作業がかなり面倒だったので、この状態で届くっていうのは有り難いかも。

早速、セットアップしようと思ったら、あ、そうか、HDMI⇒DisplayPortケーブルが手元になかったことに気づき、早速、アマゾンで検索。

あれれ、パソコンのHDMIポートからDisplayPortポートがあるディスプレイに接続するケーブルってないじゃん!!

全くないと言うわけではなくて、”サンワサプライ HDMI-DisplayPort変換アダプタ AD-DPFHD01“+”Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル – 0.9m (タイプAオス – タイプAオス/イーサネット/3D/4K/オーディオリターン/PS3/PS4/Xbox360対応)“という組み合わせで、いけそうな気もするのですが、お値段的に、ちょっとお高めなので、これで、うまく接続できなかったりすると、がっかり度合いが半端ないので、思い切って方向転換することしました。

 

(2)  iMacのサブディスプレイとしてRetinaディスプレイを活用する

このTALKのタイトルからすると、あまりに大きな方向転換なので、TALKを分けようかなあ、とも思ったのですが、これはこれでリアルな流れなので、タイトルを変更せずに、このままTALKを続けることにします。

で、追加購入したのは、”MacLab. Thunderbolt ( Mini Displayport ) → Displayport 変換 ケーブル オス・オス DPver1.2 4K (60Hz) 対応 【相性保証付き】| サンダーボルト ミニ ディスプレイポート (1.0m, ホワイト)“。こちらのケーブルは、以前、一体型マックのRetina化でも使った実績があるので、その点、安心感がある製品だったりします。

ケーブル周りとしては、これ以外に、9.7インチ Retinaディスプレイの電源用USBケーブルが必要ですが、たまたま手元にあったもので流用できたので、追加は1本のみ。

必要なケーブルが揃ったところで、まずは動作確認。iMacに接続してみたところ、全く問題なくサブディスプレイとして動作してくれました。

 

(3) ディスプレイのフレームを作ってみた

9.7″ 2048×1536 液晶パネル用のフレームをお手軽に作ろうと思った時、お値段的にもリーズナブルな”木製パズルフレーム ジグソーパズルプチ2専用 ホワイト (16.5×21.5cm)“を活用するのが、巷の定番になっているみたいです。

こちらのフレームに液晶パネルを重ねてみると、2箇所がフレームと干渉することが判明したので、フレーム側を加工していきます。

右下は工作用のカッターナイフ(彫刻刀があれば簡単かも。)でグリグリ掘り、上部の穴はアクリルカッターで切り取りました。作業時間はおよそ30分ぐらいだったかなあ。

ディスプレイアダプタは、フレームの裏蓋にネジ止めしたのですが、使った部品は、以前、一体型マックをRetina化した時に使ったタミヤの工作シリーズに付属していたモノで、余っていた部品のなかで使えそうなモノを組み合わせて、ディスプレイアダプタを固定しました。

後、ディスプレイのスタンドは、フレームに付属していた木製の棒をそのまま使ってみました。

ネジ止めした都合、フレームの裏蓋がちょっと浮いてしまいましたが、ネジ止めじゃないと、将来、別の用途に液晶パネルを使う時、分解しずらいので、ま、裏側なので見て見ぬふりモードです。

取り敢えず、急場の工作だったので、出来栄えはともかく、液晶パネルを有効活用することができて、まずはホッとしています。細かいことですが、今回買ったフレームには、透明な前面カバーが付いているので、そのまま使えば、液晶パネルの保護にもなって便利です。

これまで、デュアルディスプレイ環境を使った経験がなかったので、このサブディスプレイを、どんな用途で使うかだなあ。

後日、いろいろ試してみた結果、”Adobe Lightroom”がマルチディスプレイに対応していて。メインとサブで表示するコンテンツをうまく割り振ることで、とっても快適に写真を整理できることが判明しました。

この液晶パネルの解像度は2048×1536で、このままだと文字が見えづらいので、1280 x 960に変更し、

後、ワンポイントに昔懐かしいカラーなアップルマークを付けてみました。

あ、それはそうと、Raspberry Pi用のHDMIディスプレイ、どうしようかなあ。

 

p.s>

このブログ記事に登場するiMacは2014年です。新しいiMacで同様のことにトライする際には、例えば、

Plugable USB 3.1 Type C (USB-C) – DisplayPort 変換ケーブル – 1.8m、MacBook 12″ Retina 2015/2016、MacBook Pro 2016/2017、Chromebook Pixel 2015、Dell XPS 2016、Thunderbolt™ 3 搭載システム等に対応 – 最大解像度3840×2160@60Hz“といった製品を購入する必要があります。POOHは実際に試していませんので、ちゃんと使えるのかどうか分かりませんが、ユーザレビューを読む限りでは、使用できそうな感じがします。あくまでご参照までに。

 

ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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