27. 1月 2017 · [EPISODE2560]追悼ブッチ・トラックスさん。 はコメントを受け付けていません · Categories: 新着情報


本当なの?
昨日、いきなりfacebookで「オールマン・ブラザーズのオリジナル・メンバーでドラマーだったブッチ・トラックス氏(以下:ブッチ)が亡くなった!」と大騒ぎになっていました。 まだ、どうして亡くなったか?発表になっていません。
信じられません。
とにかく信じられません。
満69歳。
まだまだ、若い。
でも、ブッチは、2014年10月にオールマン・ブラザーズ解散後、グレッグを除くメンバーで“レス・ブレア”や、若者育成バンド?“フレイト・トレイン・バンド”など、精力的に活動していました。
今年も、いっぱいスケジュールがアップされていただけに、本当に残念です。
★ブッチとの思い出。
1991年と1992年のオールマンの日本公演は、ステージ袖で観ていました。
ブッチさんは、タイトでロックなドラミング。
もう一人のドラマー・ジェイモは、ジャージーなドラミング。
全く違うスタイルのドラマー二人が絶妙なコンビネーション。
オールマン・ブラザーズのリズムセクションって、凄い!
2時間半、ずっとドラム・ソロをしているように感じました。
特にブッチのパワフルなドラミングは誰も真似できないではないか。と思ったぐらい。
ちょっとだけお話しましたが、生真面目な人でした。
1992年、新宿厚生年金の楽屋で、友人がスティック・ケースにサインしてもらおうと差し出したら、ブッチが中に入っている普通のスティックを見てびっくり。
ブッチ:「こんな細いスティックでロック???」
パチパチと机を叩く。
ブッチ:「ありえん。こんな軟なスティックは、ジャズで使うんだ。」
およよ・・・。
ブッチ:「お前のバンドのドラマーに、俺のぶっ太いスティックやるから、これでやれ!」
と、2倍ぐらいあるスティックをプレゼントしていました。
いい人だ。。。
このぶ太いスティックは、メチャでかい音のレスポール2本+マーシャルとベースを支えるドラマーの必需品だそうです。
確かに・・・・。
またオールマンブラザーズを再結成するような噂を聞いていただけに、本当に残念でしょうがありません。
ブッチ・トラックスさんのご冥福をお祈りします。
“The Road Goes on Forever”

★ライブ案内。
皆さん、お元気ですか? 寒いですね。 こういう時は、ホットなサザンロック!! いよいよ、今回最初のバンドライブ。
OAにUnidentifiedを迎えて演奏します。
私達は、予告通り”焦げ臭いロック”をやります。 ぜひ、遊びに来てください。お待ちしてます。 Kunio Kishida
■2月5日(日)新宿御苑サウンド ”Southern Rock”
KUNIO KISHIDA BAND (G&V:KUNIO KISHIDA, Dr:小野秀雄、B:尾形慶次郎、V&Cho:小山知子)
OP:Unidentified (G&V:JOE高橋, B:西島健司 Dr:SUDAPONY)
開場:6時 開演7時 前売2700円+1drink、 当日3,000円+1drink
東京都新宿区新宿2-3-12  03-3355-7877
ご予約:nancy-g@nancy-g.com
楽しいよ~!