虚数と世界認識

市民感覚から様々な専門領域に踏み込んで、学習を試みる。物理学領域で矛盾に突き当たった。殆どが、高等数学の数式で表現されている内容に理解できない矛盾を観る。今回は、雑記ノートに(2009/12/06)で記されている『数学』の事に触れたい。箇条書きになっている。

1. 虚数は数学的世界認識の表現領域を拡大するために創案された数の概念である。

2. 数は世界認識における量的表現の基準概念として位置づけ・価値付された。

3. 数が自然界の現象解釈の深化の手段とするには、その量的基準となる『次元』、「単位」が明確であってはじめて有効な手段となる。

4. 虚数で自然現象を認識するには、その虚数の大きさと基準単位が明確である事が必須条件となる。例えば、虚数 i=√-1  と言う表記号を利用した時、面積S=i8[㎡] と言う面積が理解出来るかと言う疑問である。同じく『虚時間』と言うお話が巷の科学解説の御本に出ているが、そんな時間をどう理解すれば良いのだろうか。

『虚数』は数学的表現手段として、興味拡大につながったとしても、自然現象の『実在性』認識の役には立たない概念である。虚数と同じく「負数」も『次元』「単位」を付けると実在しない世界のお話となる。長さ -3.5[m] は実在しない。それはとても抽象的な、難しい世界である。

物理学的世界の実在性認識に『虚数』、「負数」は役立たない。

私が科学的能力が無いためなのか、やっぱり理解できない感覚上の概念である。

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