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#12 エレアコ p.02

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12_EleAco_1_020 ざっくりとネックの形に切ってしまいます。指板を乗せる段階で成形するので、本当にざっくりです。
 12_EleAco_1_021 切れました。中屋伝左衛門がいい仕事をしてくれて助かります。
 12_EleAco_1_022 ヒール部を切り取ったネック材を貼付けて作ります。
 12_EleAco_1_023 トラスロッドの溝彫りをします。真っ直ぐな木をガイドにして、畦引き鋸で幅6mmの両端に切れ目を入れていきます。トラスロッドの幅が6mmちょうどです。溝は5.9mmくらいになるように彫ります。
 12_EleAco_1_024  切れ目の間を鑿ですくっていきます。
 12_EleAco_1_025 30分後。5mmくらいの深さまで彫れました。溝の底がなるべく平らになるように彫りますが、そうそう簡単に平らになりません。
 12_EleAco_1_026 1時間くらい彫って、あと1mmというところで今日は時間切れ。病み上がりなので、7号機のシェラック塗りを少しやってから寝ます。(2013/02/20記)
 12_EleAco_1_027 溝の深さはこれくらい。トラスロッドの高さと同じ。実際はここからロッドをハメてみて調整していきます。
 12_EleAco_1_028 案外、この作業は手でやっても難しくないんです。けっこう真っ直ぐ彫れるもの。トリマーでやれば15分程度で終わりますが、手でやると2時間半くらい。これを30分くらいでやれるようになりたいです。
 12_EleAco_1_029 ピッタリとハマりました。力一杯押し込んで奥まで入るくらいのキツさです。ロッド本体は9mmほどの高さですが、ナットの付け根の部分がそれよりほんの少し太くて高い。そしてナットの部分は11mmほどの高さが必要なので、3段の溝になります。
 12_EleAco_1_030 もう少し何かやろうかなと思って、ネックの幅を調整してしまいます。指板を乗せてから最終的な幅にするので、製図よりも1mmくらい外側まで削りました。ネックのヘッド側は鉋が使いにくいので鑿で削ります。このホンジュラスマホガニー。気持ちよく削れます。楽しい。
12_EleAco_1_031  鉋が使えるところは鉋で削ります。
 12_EleAco_1_032 だいたいこんな感じ。ヒール部の形を少し整えたら、ボディの加工を始めます。
 12_EleAco_1_033 昨日と今日使った刃物を研いでおきます。よく働いてくれました。(2013/02/22記)
 12_EleAco_1_034 週末です。今日から鉋がけの連続ですので、まずは刃をよく砥ぎます。
 12_EleAco_1_035 ブビンガの側板材の厚みを落とします。5mmの厚さで届いた材を3mmまで鉋で削ります。
 12_EleAco_1_036 たった2mm削るのに、こんなに鉋屑が出ます。
 12_EleAco_1_037 側板材のどこで測っても3mm。
 12_EleAco_1_038 スクレーパーであと0.2mm削って板厚は2.8mm。
 12_EleAco_1_039 削った側板材が少し余るので、少し切ってヘッドの突き板にします。今回はPRSそっくりじゃなくて、少し丸みのある形にしました。これを書いていて失敗に気づきました。

ヘッドの突き板を切った残りの、側板に使う方が短かった。74cm以上なければいけなかったのに、70cmしかありません。モールドで必要な側板の長さを測ったら、ベース側で74cm、トレブル側で69cmくらい。突き板を切る前に一度長さを測ったんですが、勘違いしていました。幸いもう一枚側板材があるので、そちらの厚みを落として使います。(2013/02/23記)

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