セルゲイ・フィーリン(バレエダンサー・芸術監督)




セルゲイ・フィーリン(Sergei Filin)はロシアのボリショイ劇場バレエ団の芸術監督です。

プリンシパルを経てボリショイ劇場改修工事中に監督に就任。テクニックに優れ、長身で男性的な魅力を兼ね備えたボリショイバレエ団を体現するかの様なバレエダンサーとして活躍。同団でファースト・ソリストとして活躍した岩田守弘さんと同じ年で信頼も厚い様です。
ボリショイ劇場の改修工事中のインタビューでは監督就任後、朝9時から23時まで14時間、毎日仕事場で働いており、家族の妻と息子たちへの愛もさることながら「仕事は私の人生そのもの」だと答えていました。
2013年、1月に自宅付近で不審者に襲撃を受け治療中。現在回復が待ち望まれています。

セルゲイ・フィーリン(SetgeiFilin)
1970年、10月27日モスクワ生まれ。7歳よりバレエを始める。
1988年、モスクワ舞踏学校卒業後にソリストとしてボリショイ劇場バレエへ入団。
1990年、プリンシパル(最高位ダンサー)に任命される。
1994年、「ベアヌ・ドゥ・ラ・ダンス」賞を受賞。ロシア人民芸術家の称号を授与。
1996年、ロシア連邦功労芸術家として表彰。
2001年、ロシア連邦人民芸術家として表彰。
2004年、「黄金のマスク賞」を受賞。
2008年、4月にボリショイバレエを引退。
    スタニラフスキー&ミネロヴィチ=ダンチェンコモスクワアカデミック音楽劇    場の芸術監督に就任。
2010年、3月にボリショイ・バレエ団の芸術監督に就任。

【ドン・キホーテ】

【ラ・シルフィードのパロディで女装】ポワント(トゥ・シューズの動きが見事です!)

隔週バレエDVDコレクションNo.13『ファラオの娘』ボリショイバレエ団
|おススメ度★★★|子供と一緒に鑑賞★★★|
主役はスヴェートラーナ・ザハーロワ!近年ボリショイバレエ団で超人気ダンサーです。2011年に産後復帰されたんですよね。そして相手の男性はセルゲイ・フィーリン。ボリショイ劇場改装中に現役を引退してしまいましたが、跳躍の名手ですね。現在はボリショイ芸術監督として次世代を育成、牽引されています。彼のさわやかな笑顔、高い跳躍には圧倒されました。ボリショイバレエは王道を完璧に踊るので本当に楽しめます!よく雑誌に掲載されいたので知ってはいましたが、全盛期(このDVD)での力強く清清しい演技に見入ってしまいました。
そして、第一幕の冒頭に出てくる猿役として、第1ソリストの岩田守弘さんも出演されていました。演技(マイム的)な要素がメインですが、本当に猿そのもの!自然なモーションが素晴らしいです。ファラオの娘は子役も大勢出てきます。エジプト舞台の演目らしくピラミッドも出てくるし、お約束の怖そうなミイラにちょっとドキドキ♪子供が観ても楽しめる演目で良かったですv

【振付】ピエール・ラコット【原振付】マリウス・プティパ【原作】ティオフィル・ゴーティエ【音楽】チェザーレ・プーニ【演奏】ボリショイ管弦楽団(全3幕)
【出演】王女アスピチア:スヴェトラーナ/ザハーロワ/ウィルソン卿:セルゲイ・フィーリン/ラムゼ:マリーヤ・アレクサンドロワ/ジョン・ブル:ゲンナジー・ヤーニン/漁師:ドミトリー・グダーノフ/漁師の妻:インナ・ペトロワ/ナイルの神:ウラジミール・モイセーエフ
/猿:岩田守弘/

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